gekkyonの日記

視野が8mmしかない

Aqoursはどちらかというとアイドルマスター寄りだという話

 タイトルから本文へ踏み出すハードルが高すぎる。ご無沙汰しております、gekkyonです。

 Aqours3rdライブツアーの一発目まで残りn日となり、何か書きたいな~と思いつつ、次のハコがメットライフドームさんであることで、ああ、まあ、強いていうならこれかなというものを書くにいたりました。このはてなブログは私の備忘録としての役割が強いため、特に意味のないことも書きます。UTX生徒会長のことも書きたいからはやく連載再開して("⌒∇⌒")

 あらため。表題についてですが、かつてオフラインでまとまりがないまま人に話すと理解が一ミリも得られず「ハッハ……どうすかね」みたいな感じになったことがあるので、いつかできないなりにまとめたいと思っていた。

 特にこの記事に関しては過去記事のように参考文献などはなく、私の感情が99%くらいの、アイマスは7年、ラブライブ!サンシャイン!!は3年付き合ってきた人間の感じているままを吐きだすだけのものです。

一点押さえておきたいのが、タイトルの“Aqours”はこの記事においては伊波杏樹率いる女性声優グループのことを指す言葉に統一します。ラブライブ!サンシャイン!!からアイマスっぽさを感じているのではなく、その声優の活動を通してアイドルマスターを重ねられずにはいられないといった、ギルティの十二単のような感覚が、gekkyonのなかに渦巻いている。

 どういうところが?  はて、どういうところがなんでしょう……。

 非常に面倒くさいところからの説明になるんですけど、そもそもアイマス、というか765のライブでは(デレミリはわからず)、しばし感想として“おりていた”という表現が使われます(少なくとも10thまでは)。

よく今井麻美さんことミンゴスなんかに言われることが多いんですけど、担当アイドルの如月千早がおりてきて憑依して、“完全に千早だった”って感じ。

半ば本気でアイマスライブでの声優はアイドルを現世におろすための霊媒師で、アイドルと私らピーとの仲介役だなんて言われているのをきいたこともあります。気持ちはまあまあわかる。アイマスMRでわりと現実味が帯びてきて時代の流れを感じるのもわかるしウケる。一回は行きたいですね。

裏を返せば、あくまでステージに立っているのは“演者”であり、演者もMCでよく“隣に春香がいてくれて~”といった言い回しをしていた印象が強くあります(確認をしていないので気のせいかもしれない)。

立っているのは演者だが、高いパフォーマンスの結果、まるでそこにアイドルがいるように見える。なるほどな~~、当時の気持ちとしてはマジなんですけどね。

 

 一転、これはあくまで私のこねた感想であり、受け取った印象であるんですが、Aqoursではなく、μ′sの話です。

 μ′sのライブには2回3公演行ったのですが、今も残る感想としては、ステージに立っているのが演者なのかキャラクターなのかがわからない。というものがあって。

 や、立っているのは演者だが……。

 最初のMCで自己紹介するじゃないですか。アレで新田さんが久保ユリカに振るときにかける呼び方が「では、花陽ちゃんから!」なんですよ。

やっ!!!!!……………w今から話すのは久保ユリカ!w

今から話すのは久保ユリカなんだよな~~。

ぶっちゃけ、この一点なんですよね。

 MCの一幕でキャラクターとしてのやりとりはあってもいいじゃないですか。でもね、最初のこの呼び掛けで存在を曖昧にしているせいで、逆にμ′sのライブ中の“声優たちの”やりとりに違和感を感じるんですよ。

なんてたって、声優がキャラクターを演じることはあっても、キャラクターが声優を演じることはまあ、きいたことないんですよ、私は。

自己紹介の振りという始点をキャラにおいてるせいで、声優たちが声優としてのやりとりをすると、えっっ!?そこに立ってるのって花陽ちゃんじゃなかったん!?!?ってなる。なった。

 わかる。

 私はそれがどうしても慣れなくて、セトリがつまんねえ(一生言う)のも相まって、μ′sライブはほにゃんとした感じになりました。

 

では、Aqoursはどうか?

Aqoursの最初、伊波杏樹から小林愛香に投げるときは「ではあいきゃんから!」なんですよね。

ンン~~~!わかる!最高やね。

Aqoursの1stに行った時、開幕衝撃を受けたのを強く覚えています。このライブはただでは終わらないと確信した瞬間でした。

なんの話でしたっけ?ここからどうシンクロするんだ?

ともかく、その些細な、しかしことを左右するほどの大きな違いが、私の中のμ'sとAqoursの評価の違いに繋がっています。

加えてここからわかることが、あくまでそこに立っているのは演者、声優なんですよね。その上で演者各々が誰として立つかを決めているという二段階認証式のライブだと思っています。

斉藤朱夏なんかはもう渡辺曜として立っていると宣言してますよね。だからあそこにいるのは斉藤朱夏ではなく渡辺曜なんだと思う。

でも、抗えない事実として斉藤朱夏渡辺曜ではないので、別に斉藤朱夏としてのやりとりをステージの上でやってくれても私としては問題ない。

都合がよいですか?それほどまでに最初の宣言が重要という話でもあるんですが……

これ以上の例えが思い浮かばないんですけど、アイマスは化身でAqoursミキシマックスって感じやな!!!!ガハハ!!!!!(イナイレ)

まあ無理やり理屈のようなものをつけるとこれが1つなんですかね。言葉にするとなんか違う気がするが、演者←キャラクター の関係性が似ている。ミウズも同じとは思うけどライブが悪いわ。

 

もう一つ言うといていいですか?

2017年、Aqoursにとって、Aqoursを追っかけていた人間にとって忘れられない年でしょう。

1st、2nd。T-spookといったリアイベ、歌謡祭(なんの歌謡祭だっけ)、さまざまな雑誌への掲載。まさに飛躍の年なんでしょう。

1年をこんな密度で過ごしていいのか!?これだけものすごいスピードで駆け上ってしまっていいのか!?!?

オオン!?!?こちとら53週でFランクをSランクに仕立て上げとるんやぞ!?!?!?なんならIA大賞総なめやぞ!?!?!?

ってならん?俺はなったで。

アイマスのゲームの53週というのがいまいち微妙なラインだなと思っていたのですが、まさか現実から一年もあればとんでもなく成長するしえげつないほど色々できるでと証明されてしまった。Aqoursを通じてアイマスへの、アイドルへの解像度が高くなる……。と、2017年の年末に振り返った時に思いました。俺は思ってん。

 

この記事、3000文字くらいあるらしいんですけど、仮にすべて読んでいただいたとして確かにAqoursってアイマスっぽいなーってなるとは微塵も思っておらず(自分ですら思わない)、本当にただ、アイドルマスターが私という人間の中核にドン!とあり、そういうやつがAqoursを見て何を思っているかという病のカルテを出力しておこうと思っただけですね。もう少しでAqoursの3rdライブなので。

 

覚えていますか?伊波杏樹が、Aqoursがびっくりさせてくれるらしいですよ。楽しみですね。